Up 2.2 “シェマ変形規則に従う文変形”の概要  


 “シェマ変形規則に従う文変形”は,つぎのようになる:

(代入)
1←─1のシェマ1
↓(変形)
記号列1←─記号列1のシェマ1
記号列1←─記号列1のシェマ2
記号列2←─記号列2のシェマ1
記号列2記号列2のシェマ2
・・・・・・・・・・・・
記号列n←─記号列nのシェマ1
記号列n←─記号列nのシェマ2
2←─2のシェマ1


 ここで,〈記号列i〉は変形作業上(“計算上”)の記号列で,文をそれの特殊とする。対応して,〈記号列i のシェマj〉は,変形作業上(“計算上”)のシェマで,〈文のシェマ〉をそれの特殊とする。

 また,

記号列i←─記号列iのシェマ1
記号列i←─記号列iのシェマ2


は,記号列i に対する解釈の変更である。