Up <種=必然>対<個=偶然> 作成: 2017-07-01
更新: 2017-07-05


    系には,<種の員>と<個>の二面がある。
    系の一生は,<種の員>としての一生と<個>としての一生の二面性である。

    <種の員>として生きることは,必然を生きることである。
    <個>として生きることは,偶然を生きることである。
    系の一生は,必然と偶然の二面性である。

    「必然」の意味は,孤立系と開放系では異なる。
    孤立系の必然は,「エントロピー」が説明概念になる。
    開放系の必然は,「プログラム」が説明概念になる。

    例:
    1. 地球の歴史は,「星」という種の必然と,個としての偶然の,二面性である。
    2. 人は,ヒト以外の生物にはなれない──人の成長は,「ヒト」種の員の実現である。 そしてそれと同時に,個として偶然を生きる。