Up 移動 作成: 2024-04-13
更新: 2024-04-13


      ミミズの意外な真実「ミミズはどこからやってくる?」から引用:
      ミミズの体の表面には、体節ごとに出し入れ可能な短く頑丈な剛毛が生えています。
      体を伸び縮みさせながら、剛毛で引っかかりを作って土の中を前方へ移動します。
      ミミズには骨がないのですが、体の中は体節ごとに隔壁によって仕切られている構造です。
      こういった細かく仕切られた隔壁に、体腔液(動物の体内にあり、組織間を満たしている液体)の圧がかかれば案外頑丈なものになり、これが、骨がないミミズが土を掘り進める理由です。
      これを静水力学的骨格と言います。
      ミミズは想像以上に土の中を移動します。
      移動速度としては、毎分ごとに自分の体長くらいは動けるそうです。
      • 小さなミミズは、毎分ごとにおよそ12㎝
      • 中〜大くらいのミミズは、毎分ごとにおよそ90㎝
      • とても大きなミミズは、毎分ごとにおよそ120㎝
      また、土の中だけでなく、地表面を蛇行して移動することもありますし、危険を感じた時にはピョンピョン跳ねて移動します。