Up 記憶 作成: 2020-01-19
更新: 2020-01-19


    記憶を,コンピュータ・アーキテクチャに倣って,ROM (Read Only Memory) と RAM (Random Access Memory) の二本立てで考えてみる。

    幼い時分の脳形成は ROM の形成が顕著で,成年になると RAM の形成が専らとなる。
    かくして,若いときの記憶は忘れにくく,成年になってからの記憶は忘れやすい。

      ROM の好例に,生まれてばかりの鳥の雛における親の刷り込みがある。

    <忘れる>には,<憶えていることは無駄・無用>の意味が含まれる。
    RAM は,メモり資源の経済化,認知・思考の効率化である。