Up 「コンピュータ」 作成: 2013-12-25
更新: 2013-12-25



    数学の教員免許科目の「測量」は,コンピュータの進歩と広まりの時節にあって,しばらくは科目名はそのままにして内容がコンピュータに変えられるようになり,そしてやがて「コンピュータ」の科目名になり,現在に至る。
    金沢大学教育学部での「測量」は,ちょうどこの転換期にあった。

    コンピュータの授業は,1986年度からである。
    木造校舎の端の部屋に NEC PC-9801の機種が 20台くらい並べられ,そこでコンピュータの授業を行うことになった。

    コンピュータは,LAN の構成になる (この構成は授業の開始当時からなのかしばらくして後からなのか,記憶がない)。 すなわち,「サーバー」と,学生が使用するPCであるところの「ワークステーション」の構成になる。
    ネットワークの製品名は,記憶がはっきりしないのだが,「Micorsoft Network」みたいな名前だった。

    ネットワークは,当時の感覚でもひどく遅くて,「サーバ」機能はほとんど実用にならなかった。


    以下に,このネットワークの操作コマンドを示す:

    サーバーの操作
    1. サーバーの起動
        NET START SRV <サーバーマシン名>

          例:NET START SRV TEACHER

    2. 資源の供給
        NET SHARE <別名>=<パス名> [<パスワード>] [/[R][W][C]]

          例:NET SHARE CC=D:\MSUTIL /R
            NET SHARE DD=D:\NECDIC /R
            NET SHARE EE=D:\MSNETW /R
            NET SHARE FF=D:\N88BAS /R

    3. 供給した資源の確認
        NET START

    4. 資源の供給の停止
        NET SHARE <別名> /D

    5. その他
      • サーバーで使用できるコマンドの一覧を表示
          NET HELP

      • 現在のネットワークの状態を表示
          NET STATUS

      • サーバーを停止し,MS-DOS のコマンドレベルに戻る
          NET STOP

      • サーバーの再起動
          NET RESTART


    ワークステーションの操作
    1. ワークステーションの起動
        NET START RDR <ワークステーションマシン名>

          例:NET START RDR STUD05

    2. 資源の使用宣言
        NET USE <ドライブ名> \<サーバーマシン名>\<別名> [<パスワード>] [/[R][W][C]]
        (<ドライブ名>は,資源を想定する仮想ドライブ)

          例:NET USE C: \TEACHER\CC
            NET USE D: \TEACHER\DD
            NET USE E: \TEACHER\EE
            NET USE F: \TEACHER\FF

    3. ワークステーションの仮想ドライブを,資源から切断
        NET USE <ドライブ名> /D