Up 1次関数の出自 作成: 2013-10-09
更新: 2013-11-25





例:時刻と距離の比例関係 (「速さ」) から1次関数へ



問題: 毎分25m上昇し,そして 3:00 に標高1000mだと,
    3:04 には標高何m?
    解:
      (F, f) : (時刻,時間)→(高さ,距離)
        F( 3:00 ) = 標高1000m = 水準 × 1000
        f( ) = 25m = × 25
    に対し,
        × (何 ー 1000)
      = 標高何m ー 標高1000m
      = F( 3:04 ) ー F( 3:00 )
      = f( 3:04 ー 3:00 )
      = f( × 4 )
      = f( ) × 4
      = ( × 25 ) × 4 )
      × (25 × 4 )
    よって,
      何 ー 1000 = 25 × 4
      何 = 1000 + 25 × 4
問題: 毎分25m上昇し,そしてスタートが標高1000mだと,
    4分後には標高何m?
    解:
      F : 時間 → 距離
        (F分,m)′ ( x ) = 25
        F分,m ( 0 ) = 1000
    に対し,
      F分,m ( x ) = 25 × x + b
      b = 25 × 0 + b = F分,m ( 0 ) = 1000
      よって,
      F分,m ( x ) = 25 × x + 1000
    これより,
      F分,m ( 4 ) = 25 × 4 + 1000
    さらに,
      F( × 4 ) = × ( 25 × 4 + 1000 )