1.3 数/量形式探求の内容



 “数/量”の主題──《形式の探求》──は,つぎのような下位主題でなる:

  1. “数/量”の存在論として,数/量の形式性を明らかにする;
    併せて,数/量形式を道具として身分づける;

  2. 数/量形式を規定する;

  3. 数──即ち,数形式の実現になっている(形式的)存在──の構成(註)

  4. 数/量形式のことばで,数/量に関する実践──現実の実践──を説明する;
    これを,数/量形式の規定の妥当性を検証する意味から行なう.

 ここで (1),(2) と (3),(4) は,総論対各論の関係にある。前者は数/量の一般的条件──“数/量”と呼ばれ得るための条件──の規定に向かうものであり,後者は,“数/量”を個別的に実現する仕方(構成方法)を示すものである。



(註) 例えば,自然数の構成──“系列”を構成し,そしてこの上に算法+,×を導入する──は,この意味での“数の構成”。