Up
「等号」の理解がおかしい
作成: 2009-01-31
更新: 2009-01-31
「等式」の意味にもとづくときの「A=B」の書き順は,「A」,「B」, そして「=」である。 しかしわたしたちは,「A」のあとに「=」を続けてこれを「は」と読む習慣を身につけている。
「=」を「は」と読むとき,「A」を単独に書けなくなる。
すなわち,「対象式」のとらえができない。
「12 ÷ 3」と書いて,ここでとどめることができない。
「12 ÷ 3 =」まで書いてしまう。
教員がこうである。
生徒は,教員のこのやり方をしつけられる。
生徒は,「は」の記号として「=」を使う者になる。 「対象式」のとらえができない者になる。
確認 :
「A=B」の読み方は,「
対象式AとBは同値
」。
A, Bは,モノではなく,式。