2つの図形の「同形」を,数学はつぎのように定める:
- 両者を,点の集合と見る。
- 両者の間の点の1対1対応 (全単射) で,一定の条件を満たすものがとれる。
「合同」の意味は,つぎのようになる:
図形A,B は,両者の間の点の1対1対応 (全単射) f で,つぎの条件を満たすものが存在するとき,合同であるという:
A の任意の2点 X, Y に対し,f(X) と f(Y) の間の距離は X と Y の間の距離に等しい。
|
|
そして,「相似」の意味は,つぎのようになる:
図形A,B は,両者の間の点の1対1対応 (全単射) f と正数 r で,つぎの条件を満たすものが存在するとき,相似であるという:
A の任意の2点 X, Y に対し,f(X) と f(Y) の間の距離は X と Y の間の距離の r 倍。
|
|
|