Up 答えの形 :「授業は互いに等価 作成: 2013-06-11
更新: 2013-06-11


    学校数学を生態系と捉えるとき,学校数学の現前はまるまんま受け入れるのみとなる。
    現前は,系の定常均衡の相であり,<合理>の実現である。

    このとき,授業の「なんでもあり」は,どのように受け入れるものとなるか?
    論理として,積極的/肯定的受け入れと消極的/否定的受け入れのどちらもあり得る。
    積極的/肯定的受け入れの論理は,「なんでも同じ」──「授業は互いに等価」──である。
    消極的/否定的受け入れの論理は,「玉石混淆は,定常均衡の相ないし<合理>の実現であり,受け入れるのみ」である。
    本論考は,積極的/肯定的受け入れ──「授業は互いに等価」──を試行してみることにする。

    「授業は互いに等価」になるとき,現前の授業は個々に認めるところとなる。
    学校数学の現前は,そのまま認めるところとなる。