Up y=a → y=ax+b 作成: 2013-10-19
更新: 2013-10-20


    《「変化率一定の関数」として導出されるのが,「1次関数」》とすることは,《定値関数の原始関数が,「1次関数」》とすることである。
    そこで,つぎのようになる:
        y=a の原始関数が,「1次関数」
         ──それは y=ax+b (b:積分定数)

    これは,「y=ax+b」を《「y=a」と「微分・積分」の関係に立つ》と解釈するものである:
y=ax+b
微分積分
y=a
    「y=a」は「変化率一定」と読まれ,そして「y=ax+b」のbは,「初期値」がこれの読みとなる。


    例 : 毎秒am の等速運動で,移動距離の初期距離がbm の場合を考える。
    経過時間x秒のときの移動距離をym とするとき,つぎの等式が成り立つ:
       y=ax+b

     証明 : 関数y=aを積分し,積分定数にbを代入した関数が求めるもの。
    これは,y=ax+b。