Up 「教える」がわからない 作成: 2009-12-06
更新: 2013-03-08


    大学教員は,「教える」がわからない者である。

    《「教える」がわかっている》とは,何がどういうふうにわかっていることか?
    挙げればいろいろある。 際限なくある。
    しかし基本は,《「わかる・できる」はカラダづくり》の達観である。

    「教える」を考えることは,「カラダづくり」の含意を考えることである。
    そして,「カラダづくり」の最も重要な含意は,「モタモタ・ジタバタする」「時間がかかる」である。
    翻って,学習者における「モタモタ・ジタバタする」「時間がかかる」のプロセスを大事・必要事として扱えることが,《「教える」がわかっている》の最も重要な要素になる。

    「教える」がわからない大学教員は,《「わかる・できる」はカラダづくり》がわからない者である。