Up 理論構築──還元主義・構成主義 作成: 2011-09-15
更新: 2011-09-15


    数学の行為は,一つに,理論構築である。 何かの理論の構築を,数学の構築として行う。

      例 : 「数」の理論構築を,数学の構築として行う
    「図形」の理論構築を,数学の構築として行う


    「数学の構築として行う」の意味は,数学の方法を用いるということである。
    数学の方法は,還元主義・構成主義である。
    還元・構成においては,還元・構成で用いていることになるつぎのものを,併せて明示する:
    • 語・文の生成規則 (文法)
    • 推論規則
    • 公理 (前提──「これ以上還元できない」となったところ)

    これらの明示がなかったり,曖昧だったりするとき,それは数学とはされない。

     註 : ただし,「明示」「曖昧」は,ひと (数学会) の判断することである。 この意味で,「明示」「曖昧」もプラグマティズムの内容である。