Up 「数学の出自」と「モデル」 作成: 2011-09-14
更新: 2011-09-21


    数学の各理論は,出自がある。
    数学の各理論は,それの出自になっている<何か>の理論である。
    理論が「数学」であるとは,数学の方法で理論化したということである。
    ここで「数学の方法」とは,還元主義である。

    <何か>は,理論の中では他のものに変わっている。
    <何か>が,理論と,数学をつくった者/数学を使う者を媒介している。

    理論は,<何か>の数学モデルである。
    また,<何か>が理論の出自であることを忘れることにすれば,<何か>は理論の現実モデルである。