Up 「数学教育学」は,守備領域が広大 作成: 2014-12-05
更新: 2014-12-05


    「数学教育学」は,守備領域が広大である。

    「数学」がわかるようになることを,していかねばならない。
    この内容には,数学方法論 (数学の精神) と数学各論がある。

    人の生業(なりわい)としての「学校数学」がわかるようになることを,していかねばならない。
    このときの「わかる」は,「生態系として学校数学がわかる」である。

    「授業」がわかるようになることを,していかねばならない。
    「子ども」「教員」という種がわかるようになることをする。
    「教える」のダイナミクスがわかるようになることをする。

    「数学」「数学教育学」は,理論である。
    「理論」がわかるようになることを,していかねばならない。

    大きなカテゴリーでも,まだ他にいろいろ考えられる。
    そして,それぞれのカテゴリーの内容がまた,膨大である。