Up 学習内容が多い 作成: 2017-08-29
更新: 2017-08-29


    学校数学は,内容が盛りだくさんになる。
    実際,生徒全員がついていける内容は算数の低学年レベルということになるから,それより上に進ませようとしたら「盛りだくさん」になる。

    学校数学は, ついてこれなくなったところで,ドロップアウトさせる。
    まだまだ登れる者に対して「これでお終い」にするのはもったいないので,到達点は高めにとられる。
    学校数学は, 「選択」である。

    学校数学は, 「選択」の他ではない。
    一人ひとりを大事にする教育」にはならない。
    「コスト・パフォーマンス」の経済ダイナミクスは,「ドロップアウトさせる」を学校数学の形にする。

     Cf.  数学の専門書は,「どこまで読んだ」がふつうの「読んだ」である。
    「最後まで読んだ」は,お見事ということになる。
    翻って,数学の専門書は「ドロップアウトさせる」で書かれている。