Up | 概要 :「関数」の出処から集合論的定式化まで |
「機能/機械」は「入出力マシン」のように見ることができます。そしてこれは,「入力と出力の (一意) 対応」を見るということです。 一方,日常生活には各種「対応表」があふれていますが,これらは,「(一意) 対応」そのものです。 今日,数学でいう「関数」は,「(一意) 対応」と同義です。 数学は,「関数」を「(一意) 対応」の意味で集合論的に定式化します。 関数の学習は,「関数」の意味をきちんととらえることをしないと,ずっとわけのわからないものになります。 翻って,関数を指導する者は,学習者に「関数」の意味をきちんと知らせることを,指導上最も重要なこととしなければなりません。 |