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Japanese
Pasting
In geometrical ways of viewing things there is one that sees a thing as being built up by parts and glue.
The followings are examples of things which we could see as being built by "pasting":
発展問題1:つぎの「貼り合わせ」では,どんな形ができるでしょう?
(同じ色の辺を,矢線の方向が一致するように貼ってください)
こたえ
発展問題2:つぎの「貼り合わせ」では,どんな形ができるでしょう?
(同じ色の辺を,矢線の方向が一致するように貼ってください)
こたえ
「展開図」の主題は「貼り合わせ」です。
「展開図」を,全体で一つにつながっているものと思いこんでいる人が(教師の中にも)います。
「つながっている」ことを肝心なことのように考え,つぎのようなのを「展開図」とみなしているわけです:
このような思い込みは,もちろん誤りです。
特に,「折り目」は「展開図」の本質的な要素ではありません。それは「貼り合わせ」の中途段階というべきです。
実際,紙を素材にして展開図を考えるから「折り目」にしちゃうのです。
プラスチック板を素材にしたとき,「折り目」を書きますか?そうはしないでしょう。プラモデルのように要素をバラバラにして,ノリシロを指示する方法をとるはずです。
展開図の応用
立体の表面上の2点間の最短距離を求める
この最短距離を示す線分を求める
発展問題1 のこたえ
──→
「管」の形
──→
「メービウスの帯」
発展問題2 のこたえ
──→
「トーラス (torus)」
──→
「クラインの壺 (Klein's bottle)」
(画像は Mathematica で作成)