複素平面 (Gauss平面)
「数直線」に準ずる方法で,複素数を<平面>の上に配置することができます。──このときの平面を,「複素平面」(あるいは「複素数平面」「ガウス (Gauss) 平面」) と言います。
方法:
平面上の任意の一点Oを,原点と定める。
Oを端点とする有向線分Uを,任意に引く。
各複素数 z = (r, θ) = x + yi に対し,つぎの操作で得られる有向線分の先端に「z」を印す:
ここで,
V は,U をπ/2ラジアン回転して得られる有向線分。
(r, θ) で操作しても (x, y) で操作しても,結果は同じ。