Up 平面での位置表現と複素数 作成: 2007-05-03
更新: 2007-05-03


    平面上の位置の表現は,直線上の位置の表現とまったく同型で,つぎのようになります。

    1. この位置を言い表したい:



    2. 基準をとって,「基準からどれだけ」と言い表そう:



    3. 単位をとって,「どれだけ」を「単位の何倍」と言い表そう:



    4. 単位の (ー60゜, 3) 倍だ:



    5. よって,「どれだけ」は「単位の (ー60゜, 3)倍」:



    6. よって,位置の表現は「基準から単位の (ー60゜, 3)倍」:



    特に,平面上の位置の表現では,複素数が使われることになります。