10.3.5 量の積の計算
量の系 ((Q
1
,+),(N,+,×),
×
),((Q
2
,+),(N,+,×),
×
),((Q,+),(N,+,×),
×
) と複比例関数f:Q
1
×Q
2
─→Q に対し,x
1
∈Q
1
とx
2
∈Q
2
の積f(x
1
,x
2
) を求める数計算が立つ。
即ち,Q
i
の単位u
i
(i=1,2)とQの単位uが
f(u
1
,u
2
)=u
の関係にあれば,
f(u
1
×
ξ
1
,u
2
×
ξ
2
)=u
×
(ξ
1
×ξ
2
)
となって,ξ
1
×ξ
2
が所期の数式になる。