7.2.1 数/量の絵



 “直線”と“平面”は,それぞれ実数と複素数を係数とする位の系として解釈できる(註)。そこで,位の系Sでそれの係数の系が実数あるいは複素数の系に埋め込み可能であるようなものに対しては,これの絵として直線あるいは平面を用いることができる。

 したがってまた,数の系Nないし量の系Qから導出される位の系Sが直線あるいは平面をそれの絵として持てるとき,この絵をNないしQの絵とすることができる。



(註) これに対し,“空間"──3次元空間──を位の系として解釈することはできない。