Up 「接ベクトル空間」の不明 作成: 2018-02-04
更新: 2018-03-11


    つぎの喩えは,自分で自分を騙すためのものである:
      「1次元人──1次元多様体に棲む」
      「2次元人──2次元多様体に棲む」
    即ち,つぎの措定に対し,「なるほど」と自分を騙すわけである:
      「われわれ──3次元多様体に棲む」


    これが騙しであることは,「3次元多様体の接ベクトル空間──3次元」の概念にきちんと対すれば,わかる。

    そもそも,接ベクトル空間は,土台の空間からはみ出る存在になる。
    接点に立てたデカルト座標の軸は,空間の外側に出ていく,ということである。


    3次元でこの様を思い描けるか。


    3次元では,「デカルト座標の軸は空間の外側に出ていく」は思い描けない。
    優先されるのは,この常識の方である。
    即ち,つぎのように考えることになる:
     《 「1・2次元 → 3次元」の延長では, 「1・2次元」の絵が変更される》