Up 慣性 作成: 2018-02-19
更新: 2018-02-19


    時空の中では,存在していることそれ自体が,旅である。
    実際,じっとしていても,時空4次元の中では動いている:

    流れに身を任せることを「無為」という。
    相対性理論では,「重力に任せて落ちる」を含めて,「慣性運動」の表現になる。
    即ち,ニュートン力学の「静止」「等速直線運動」と合わせて,慣性運動はつぎの3つである:
      • 静止
      • 等速直線運動
      • 自由落下

    <わたし>の無為がこのうちのどれであるかは,<いま・ここ>を見ても,わからない。
    このとき,これまで記録してきた地図帳の出番になる。
    地図帳を,<いま・ここ>の履歴帳として用いるわけである。