Up 「グラフ」:量の「同型」の応用 作成: 1997-01-30
更新: 1997-01-30


    「グラフ」は,量の「同型」を応用した,見えない量の視覚化です。

    視覚的な広がりとして直接見える量には,
    • 長さ,面積,体積
    • 角度(回転角)
    があります。「グラフ」は,量の同型を使って,「視覚的な広がりとして直接見え」ない量をこれらの量に表現したものです。

    例えば,速さを棒グラフに表現する場合,「長さによる速さの表現」がつぎのようになされています:
    1. 速さの単位と長さの単位を決める。
      例として,「km/h」と「cm」としましょう。

    2. 「αkm/h」(km/h のα倍の速さ)を「αcm」(cm のα倍)の棒で表現する

    この表現が有効なのは,わたしたちが「速さ」と呼んでいる量の世界と「長さ」と呼んでいる量の世界(これらの「世界」はもちろんフィクションです)に対し,つぎの対応が両者の間の同型(そっくりコピー)になるからです: