Up 大学の担当：主題研究の方法と授業設計の論理 作成: 2008-06-06
更新: 2008-06-06

    数学教員養成での「大学が担当する分」とは，何か？
    それは，つぎの指導である：
    • 主題研究の方法
    • 授業設計の論理

    実際，この指導は教科専門性 (数学の専門性) を必要とする。 これは大学の領分であり，現場の負えないところである。

    学生は，「主題研究の方法，授業設計の論理」ができるようになるのではない。 実際，主題が変われば，主題研究・授業設計の内容も変わる。
    この指導で学生が学習するのは，「主題研究の方法，授業設計の論理」の概念である。

    学生は，ある主題を素材にして，主題研究・授業設計を練習する。
    ここで「練習」とは，できなくてジタバタすること。 ──「できなくてジタバタする」が，「主題研究の方法，授業設計の論理」の概念がカラダに入っていく形である。