Up 技術論ではなく,カラダづくり 作成: 2008-03-22
更新: 2008-03-25


    「レポート」という課題への取り組みは,カラダづくりが目的である。
    この場合のレポート作成は,手段であり,レポートという形が目的なのではない。

    繰り返すが,カラダをつくることが目的である。
    体裁でレポートをつくっても,カラダをつくっていないのでは,何にもならない。
    レポート作成は技術論ではない。


    どんなカラダ?
    つぎのことができるカラダである:

        <達成>をゴールとする作業

    そして,「レポートをつくる」に内包される諸々のことができるカラダ:

        主題探究,
        ストーリーの論理的構成,論理的文章の作成,
        情報収集,
        その他いろいろ


    「レポート」は,<達成>をゴールとする作業として課される。
    この作業の実践が,力の陶冶と並行する形で進む。

    「<達成>をゴールとする作業ができる」力の中心は,「地道に事を為す」力。


    「レポート」は<達成>をゴールとする作業として課され,そしてレポートの完成がこの場合の<達成>になる。 したがって,レポートを完成できなかったときは,「不合格」の評価になる。

    整理:
    「レポート」の課題に取り組む目的は,カラダづくりであり,レポートの形づくりではない。
    「レポートの完成」は,「目的」ではなく「<達成>の規準 (criteria)」である。