Up 大学で勉強したことの集大成と重なる 作成: 2010-01-24
更新: 2010-01-24


    数学教育学の卒論は,標題を「<○○を実現する指導>へのアプローチ」タイプのものにすれば,制作を<大学で勉強したことの集大成>のように進めることができる。 また,大きな失敗をしないで済む。

    というのも,このタイプの研究では,授業構築 (主題研究・授業設計) が主要になる。教員養成課程のゴールになっているものは授業力であるから,研究がそのまま<大学で勉強したことの集大成>になるわけである。
    また,研究の行き着くところが「授業構築の困難」であっても,それは<研究によって得られた知見>というものになる。 ──授業構築の難しさ (難しいところ,難しい理由) も,研究することではじめて明らかになることである。