Up 研究大会の趣旨・意向を読む 作成: 2014-02-03
更新: 2014-02-03


    研究大会には趣旨・意向がある。
    ここにいう「趣旨・意向」は,主宰者が述べる趣旨・意向とは違うものである。
    研究大会は,主宰者の手を離れる。主宰者の思惑を超えるものになる。
    主宰者は,自分が何を主宰してしまったのか,実はわかっていない者である。

    研究大会の趣旨・意向は,いろいろである:
      日々の研鑽の成果発表
      交歓・交流
      オブリゲーション
      セレモニー
      勢力拡大・勢力保持・勢力挽回
      感化/啓蒙
      人物プロモーション
      商品キャンペーン
      等々

    研究大会の趣旨・意向を外した研究授業に対する発言は,原則,しないことになる。
    ただし,趣旨・意向にベッタリの発言は,「お追従」の嫌味がある。 ベッタリ発言が続くのは,主催側にとっても不都合である。 そこでふつうは,適度にベッタリでない発言を,ベッタリ発言と併せて求めるぐあいになる。