Up 「算数の授業」 作成: 2014-01-31
更新: 2014-04-08


    算数の授業がああなのは,それが "算数の授業" の現実的解 (solution) だからである。
    この算数の授業は,<教える>に対するところの<遊ばせる>である。
    この現実の算数の授業を,本テクストを通じ,カギ括弧つきの「算数の授業」で言い表すことにする:
算数の授業
(形(かた))
──(現実的制約)─→ 「算数の授業」
(現実的解)



  「算数の授業」例
(『初等教育研究会札幌市<算数>支部
 第14回研究大会記録集』より)
(授業開始)


ケーキ屋「Best Rainbow !」で
誕生日ケーキを1つ買います。



(ケーキ登場)


(「クーポン配布中」)
500円引き
クーポン
20%引き
クーポン


どちらのクーポンを使いますか?
定価がないとわからない。
定価がわかれば,得な方がわかる。
定価によってちがうんじゃないかな。
定価が安ければ,500円引きクーポンが得。
定価が高ければ,20%引きクーポンが得。

定価によって,得なクーポンは変わるのかな?




(問題解決の活動)




定価によって,得なクーポンが変わるんだね。
同じ値段になる定価を探せば,
どちらのクーポンが得かわかるね。
(授業終了)