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個の多様性
作成: 1998-03-07
更新: 2007-08-10
教育の要素に，「個の多様性」がある。
能力，感性，傾向性，価値観等々における個の多様性である。
「個の多様性」は，教育の前提というより，教育の要素である。
生徒は個々にひじょうに多様。
そこで特に，ベストの指導というものはない。
──ある生徒にとって好ましい指導法は，別のある生徒の好むものではない。
また，ある割合で数学を好まない生徒がいるということも，「個の多様性」のうち。
「個の多様性」は教育の要素。 されば，「個性の尊重」などいわずもがなである。