Up チェックポイント 作成: 2003-05-09
更新: 2011-03-10


    指導案の作成では,以下のことが自分に対してきちんとことばで言えるかどうかを,チェックする。 ──そのことばを,指導案の「備考」欄に書く。

  • 導入
    • 生徒をどのようなスタート地点に並ばせようとしているのか?
    • その目的達成のための最適なパフォーマンス(ことば,所作,ディスプレイ)になっているか?


  • 発問
    • 発問の意図は何か?
    • この局面は,どのような理由から必要なのか?
    • どのようなリアクションが予想されるか?
    • 何をおとしどころにしているか?
    • そのおとしどころに至るための最適なパフォーマンス(ことば,所作,ディスプレイ)になっているか?
      • 生徒が受け止め,リアクションできるような発問の形になっているか?
      • ていねいに提示しているか?
      • 生徒全員にしっかり届いているか?
      • 生徒のリアクションの有効な活用ができているか?
      • おとしどころに向けて,生徒のリアクションを適切にコントロールできているか?


  • 作業を課す
    • 作業を課す意図は何か?
    • この局面は,どのような理由から必要なのか?
      • これをしないとだめな理由を自分に対して言えるか?
    • 何をおとしどころにしているか?
    • 作業内容は,ほんとうに適切なものか?
    • どのような活動,事態が予想されるか?
    • 作業の結果報告をどのような形で行わせるか?
    • 作業の結果報告をどのように活用するか?生徒にどのように評価してみせるか?
    • 全体を通じて,おとしどころに至るための最適なパフォーマンス(ことば,所作,ディスプレイ)になっているか?


  • 机間巡視
    • なんのための机間巡視?──期間巡視の目的を,自分に対して明確にしているか?
      • 生徒の理解度を知るため?
      • リアクションの類型を把握(代表して発表させる生徒のピックアップ)のため?
      • 学習困難になっている生徒を補助するため?
      • 生徒のグループ活動を補助するため?