Up 指導案の全体構成 作成: 1998-07-14
更新: 2011-03-10


    指導案の書式は,以下のフィールドで構成される:
    1. ヘッダー
      1. 単元名
      2. 授業の標題
      3. 指導時間数

    2. 授業について
      • 主題について
        • 主題の本質,系統性
        • 主題の難しさ(理解の困難の理由)
        • 用語
      • 授業の位置づけ──授業のねらい
          以下との関連:
          • 単元の構成・指導計画
          • 年間の指導計画
          • 領域の構成・指導計画
      • 授業のゴール
          生徒は何を知り,何ができるようになるか

    3. 生徒/学級/学校/環境について (必要に応じて書く)
      • 設備
      • 生徒数
      • 学生の傾性(興味/関心),適性,能力,既習事項の理解の程度
      • 学級/学校の雰囲気
      • 座席表

    4. 授業の進行 (授業の台本)

    初心者がフレームをつくるときは,「遺漏無く」の立場でやるのがよい。
    大雑把なフレームから入ってしまうと,授業の考え方・つくり方も大雑把になる。授業を論理的につくる能力が育たない。

    また,一度「遺漏無く」をやっておけば,次回からこれを雛形として用いることができる。