Up 台本の書式 作成: 1998-07-14
更新: 2011-03-10


    授業の台本は,およそつぎのようなフレームを用いる:
時間 局面 せりふ・パフォーマンス
・提示物 (図など)
  備考  
教師 生徒
導   入
0:00 10分 前時の想起      
本時の主題・ゴール
 を伝える
     
本時に必要な既習内容
 を押さえる
     
展   開
0:10 25分 課題提示      
課題解決      
得られたものを
 明示・確認
     
0:35 10分 定着のための練習      
ま と め
0:45 5分 まとめ      
次時の内容の予告      

    ここで,
    • 「時間」には,「分」単位の数値を書く。

    • 「局面」には,どんな授業局面かを示す標題を書く。
      • どんな授業局面かが容易につかめ,しかも簡潔な表現

    • 「教師」と「生徒」には,教師と生徒間のコミュニケーション(予定しているもの)を記述する。
      • 具体的に,ナマのことばを書く。
      • 提示されたもの(テクスト,絵,その他)もここに描く。
      • 教師と生徒のやりとりがわかりにくくならないよう,横の並びにも気を配る。

    • 「備考」では,この指導案を読む人が授業の情景・内容等を把握する上で補助になるものを書く。
      • 教師が指導で留意している点
      • 提示物についての注釈,説明
      • その他


    初心者は,「完全台本」に取り組むこと。 ( 完全台本をつくる)
    大雑把なフレームから入ってしまうと,授業の考え方・つくり方も大雑把になる。授業を論理的につくる能力が育たない。