Up | 全体から細部へ,細部から全体へ | 作成: 2011-03-09 更新: 2011-03-09 |
これは,ものづくり全般に通じる方法であり,言えばアタリマエのことになる。 しかし初心者は,これがうまくできない。 特に「全体から細部へ」の方を不得手とし,これを抜かしてしまう。 よって,「全体から細部へ・細部から全体へ」の強調が必要になる。 「全体から細部へ」の意味は,「全体形のとらえ」「細部の定位」である。 実際,細部を積んで全体をつくるようなことをすれば,全体の形が歪み細部の連関もおかしい図になる。 「細部から全体へ」の意味は,「細部の作業をする中で,全体措定の欠陥が見つかってくる」である。 全体措定はその都度試みであり,「細部作業で欠陥が発見され,修正作業に向かう」を見込んでいる。 |