Up 要 旨 作成: 2011-03-13
更新: 2011-03-13


    授業づくりは,論理として,「何を教えようとするのか?」の押さえから始まる。
    この押さえが「主題研究」である。

    主題研究は,算数・数学科の授業者にとって,いちばんの難関である。
    主題の数学の勉強に取り組むことが困難だからである。
    ここで「困難」の意味は,「教員職務のキャパシティーの中で取り組むことが困難」である。

    実際,教員職務のキャパシティーの中で数学の勉強にとりくめるような簡便な数学テクストが,無い。
    そこで,教員は,教科書や教師用指導書に書かれていることの押さえを「主題研究」にする。
    これは,学校数学を数学とイコールしているということでもある。