Up | 「不定積分」 | 作成: 2012-12-04 更新: 2012-12-04 |
不定積分は,明証的に教えられない。 曖昧に,没論理に,教えられる。 よって,わからないのが当然となる。 教師も,不定積分をわかって教えているわけではない。 教師は,不定積分の「明証」の形を意識していない。 わからせる授業を自分がやっていないことを,意識していない。 そこで,生徒がわからないのを,生徒のアタマのせいにしてしまう。 では,不定積分を明証的に教えたら,生徒はわかるようになるか? そうはならない。 不定積分を明証的にした形は,生徒が受け取れるものではない。 明証的にすることは,この場合,難しくすることにもなる。 そこで,《生徒に合わせて,明証性を弛める》が,必要なことになる。 教師は,本来,これができなければならない。 以下,不定積分の「明証」の形を示す。 ただし,つぎの内容が既習になっているとする: |