| Ｔ： |
今日から「相似」を学習する。
「相似」は，「同じ形」の見方・考え方の一つ。
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| Ｔ： |
「同じ形」の見方・考え方として，既に「合同」を勉強している。
「合同」とは，このような「同じ形」の見方だった：
（２つの合同な図の一方を，回す，裏返す）
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| Ｔ： |
「同じ形」の見方は，実はいろいろある。
（２つの合同な図の一方を，前後に移動，斜めに傾ける，裏返す）
歪んでいても「同じ形」と見るときがある。
（一方の図を歪める）
「相似」は，このような「同じ形」の見方：
（２つの合同な図の一方を，前後に移動，回す，裏返す）
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| Ｓ： |
合同との違いは，大きさが違ってもよいところ。
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| Ｔ： |
今日の課題は，「相似」の「同じ形」に，きまりを見つけること。
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| Ｔ： |
ここに，「相似」の「同じ形」になる２つの図を用意した。
これを使って，きまりが見つかるかどうか，やってごらん。
（註：図を生徒自身に作成させるやり方もあり。）
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| Ｓ： |
（作業）
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| Ｓ： |
対応する線分の長さが一定倍。
対応する角の大きさが同じ。
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| Ｔ： |
これが「相似」の「同じ形」のきまりになるかどうか，確かめるとしよう。
この図に対し，きまりを用いて別の図を作図する。
そのとき，２つの図が「相似」の「同じ形」になっているかどうかを見る。
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| Ｓ： |
（作業）
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| Ｔ： |
（作業中断）
２点A，Bに対応する点A′，B′ を決めたとき，点Cに対応する点C′ はどうやったらとれるか？
（コンパスによる作図法を導く）
（作業再開）
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| Ｓ： |
（作業）
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| Ｓ： |
「相似」の「同じ形」の図が，できた。
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| Ｔ： |
「対応する角の大きさが同じ」は，必要だったか？
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| Ｓ： |
使わなくてもできる。
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| Ｔ： |
「対応する角の大きさが同じ」は，「対応する線分の長さが一定倍」に含まれている。
「相似」の「同じ形」のきまりは，「対応する線分の長さが一定倍」。
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| Ｔ： |
「相似」のきまりを身につけるために，練習しよう。
（練習問題を提示）
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| Ｓ： |
（作業）
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| Ｔ： |
みんなできるようになったか？
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| Ｓ： |
できるようになった。
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| Ｔ： |
では，いまからまとめをする。
（まとめ）
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| Ｔ： |
次時は，相似な図形の作図法 (今日やった作図よりも効率のよい作図法) を勉強する。
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