「はじき」  


    学校現場では,「速さ」の問題は
      「速さ×時間=距離,距離÷時間=速さ,距離÷速さ=時間」
    を使って解くようにと教えられます。

    著しくは,生徒は「速さの問題はつぎの絵を使えば簡単に解ける」と教えられます:



距離 = 速さ × 時間
速さ = 距離 ÷ 時間
時間 = 距離 ÷ 速さ

    おそらく,速さの問題を解くのに難儀している生徒を相手にしてきたひとりの教員が,「衆生の救済」の仏の気持で,この絵を始めたのでしょう。

    また,「はじき」をどの数 (自然数,分数,‥‥) でも使えるようにするため,つぎを使います:



    みなさんは,数学の論理に従った問題解決の方を学習して下さい。