Up 「比例」の主題研究 : 要旨 作成: 2009-11-04
更新: 2011-04-08


    現行の学校数学における「比例」の扱いは,小中高通じて一貫していない。
    小中高間の連続性をとらえにくいふうになっている。
    学習者にとってひじょうに見通しにくいものになっている。

    実際,この連続性をとらえることそのものが,数学の内容になる。

    「比例」の数学は,すぐれて構成的・体系的である。
    この数学は明示的に示されることがないので,学生は最後まで小中高の「比例」に関連をつけられないままになる。
    授業設計は,小中高間の連続性が見える形に「比例」の指導課程をつくることを方針とする。