Up 要 旨 作成: 2012-02-04
更新: 2012-02-25


    ここでは「数直線」が内包する数学を押さえる。
    この数学は,「代数的構造としての量の同型」「量の普遍対象──<量としての数>」の数学である。
    学校数学は「数直線」を常用するようになってきているが,その使用は数学としては余計なプロセスということになる。 特に,「かけ算・わり算の式・計算法則」の導入に「数直線」を用いるのは,数学としては循環論法になる。

    数直線」は,教育的方便として合理化されるものである。
    この捉えが重要である。