Up 要 旨 作成: 2012-02-25
更新: 2012-02-25


    学校数学に,「1と見る」という表現がある。
    重さ2gを1と見る」のように言う。

    この「1と見る」と同じ意味のことばに,「1あたり量」がある。
    学校数学に「1あたり量 × いくつ分」の表現があるが,この中の「1あたり量」がそれである。
    2gを1と見る」は,「2gを1あたり量とする」に言い換えられる。

    「1と見る」「1あたり量」の「1」は,<量としての数>の1である。
    「1と見る」「1あたり量」の数学を押さえるためには,<量としての数>の理解が必要になる。