Up カラダのことは,捉えられない──現象が捉えられるのみ 作成: 2014-07-30
更新: 2014-07-30


    学習は,カラダの変容である。
    授業は,「こういうカラダをつくるために,いまのカラダにこう働きかける」を行う。

    カラダのことは,捉えられない。
    カラダの現象として,「このカラダはこういう場面でこういうことをする」が捉えられるのみである。

    「<こういう場面でこういうことをするカラダ>をつくるために,いまのカラダにこう働きかける」は,手探り (試行錯誤) でやるものである。
    あるいは,「カラダにこう働きかけたら,<こういう場面でこういうことをするカラダ>がつくられる」の経験値でやるものである。
    授業は,こういうものになる。

    「教師がこうしたら,生徒がこうなる」の経験値の低い教員は,授業でたくさん失敗する。
    経験値の高い教員は,授業でたくさん失敗することから少し免れることができる。