Up なまじ数学を知っていると,却って授業できない 作成: 2014-07-31
更新: 2014-07-31


    算数・数学科は,数学の別物化である。
    算数・数学科は,授業が論理の立たないものになる。
    授業のゴールが立たない,指導法が立たない,となる。
    一方,教員は,数学をあまりやってきていない者として,このことを捉えられない。
    教員は, 算数・数学科の内容を疑えない者である。

    では,数学を知っていることは,この場合救いになるか?
    つぎに点では,救いにならない:
      《内容の没論理にいちいち引っかかって,授業できない》
    なまじ数学を知っていると却って授業できないということである。
    一方,つぎの点では救いになる:
      《困難を,自分や生徒ではなく,算数・数学科の内容のせいにできる》