Up <己>が勝手に運動する ── 作法を考えないのが作法 作成: 2014-08-02
更新: 2014-08-02


    教員個の授業は,どのように起こるか?
    <己>が勝手に運動する,というふうに起こる。
    いろいろと思索・思案の果ての授業であっても,その「いろいろと思索・思案」は「<己>が勝手に運動」のうちである。

    案じても案じなくとも<己>が勝手に運動する。
    そして,自分が起こすことは,「<己>が勝手に運動する」の他にはない。

    したがって,授業作法は,「作法を考えないのが作法」というものになる。

    これは,「現状肯定」を言っているのではない。
    <己>が勝手に運動するその運動は,現前をその都度更新する運動である。
    この運動を定立することは,「現状肯定」ではない。