Up 履修離れ 作成: 2010-07-24
更新: 2010-07-24


    学生は,必修および免許の要件の単位数に達したら,そこで履修をやめる。
    そこで履修をやめるのは,「さらに先に進むことが,自分にとって重要」というふうにはならないからである。
    さらに先に進むことが,自分にとって重要」というふうにはならないのは,「これまでやってきたことは,自分にとって重要であった」というふうになっていないからである。

    学生の「自分にとって重要」とは,「学校教員の資質・能力として必要な数学の力がつく」である。 「自分にとって重要」というふうになっていないのは,「学校教員の資質・能力として必要な数学の力がつく」というふうになっていないということである。

    そして,「学校教員の資質・能力として必要な数学の力がつく」というふうになっていないのは,教員が「学校教員の資質・能力として必要な数学の力をつける科目」として<やっていない・できていない>からである。