Up 数学に「楽しさ」を感じるのは,個性 作成: 2008-03-27
更新: 2008-03-27


    数学に「楽しさ」を感じるのは,普遍的なことではない。
    すなわち,数学に「楽しさ」を感じる者がいる一方で,感じない者もいる。

    数学に「楽しさ」を感じる者は,つぎのように考える:
      数学は,本来「楽しさ」が感じられるものだ。
      数学に「楽しさ」を感じない者がいるということは,教育に問題がある。
    そして,「楽しさ」の押しつけをやる。

    数学をやれば,数学に「楽しさ」を感じる──これは普遍的ではない。
    一方,数学をやれば,数学がうまくできていることにつくづく感心する──これは普遍的である。