Up わかる·できるは,アタマ/カラダの成長 作成: 2006-05-08
更新: 2006-05-08


    学習におけるわかる·できるは,たいていは,わかるようになる·できるようになるである。 そして,このわかる·できるは,アタマを回転させて出てくるのではない。 わかる・できるは,アタマ/カラダを成長させることで出てくる。
    手持ちのアタマが働くのではない。わかる·できるようになるアタマ/カラダがつくられるのだ。

    アタマ/カラダは簡単にはつくられない。つくられるまで忍耐する必要がある。
    ただ待つのではない。わかる·できるに向かってひたすら努める。 そうすると,わかる·できるようになるアタマ/カラダが自ずとつくられる。

    生き物のアタマ/カラダは,とてつもなく賢い。
    このことを知らないので,自分のアタマ/カラダを簡単に見切って「わからない・できない」と言いだすのだ。

    肝心なのは,自分のアタマ/カラダの成長を信じて,継続すること。
    継続の先に到達があることを経験的に知っていくと,気持に余裕ができ,わかる・できるに向かう努力もラクになっていく。
    逆に,途中で投げ出すことばかりやっている者は,わかる·できるを遂に見ずに終わる。

      註 : ただし,継続にも巧拙がある。教師/指導が求められる所以だ。