Up 「何でもあり」と「数学でない」の関係 作成: 2012-09-05
更新: 2012-09-05


    本論考は,「数学の授業」の自称を方便であるとする。
    「数学の授業」は,はじめから,数学の授業である必要がない。

    「何でもあり」と「数学でない」の関係は,「数学の授業でない → 何でもあり」ではない
    本論考が主題にする「何でもあり」は,「数学の授業である・ないは,関係ない」である。

    本論考は「数学でない」の論を含むが,その論の趣旨はつぎの二つのいずれかである:
    1. 数学の授業だ」の思い込みのあることを想定して,「数学でない」を押さえる。
    2. 「数学の授業」が無規準であることを言うために,「数学でない」を押さえる。
      (実際,「数学の授業」は,数学の授業でないとき,無規準になる。)

    本論考では,「何でもあり」「数学でない」に否定的/消極的な意味はない。
    実際,これを否定的/消極的な意味にしないことは,本論考の要点である。