Up 要旨 作成: 2012-11-16
更新: 2012-11-16


    学校数学は,業界という経済の論理による攪乱を受ける。
    この攪乱は,「数学の授業」の「何でもあり」を導く。

    一般に,系は,自身の安定の攪乱と復元を,運動する。
    この運動を,自身の活性にする
    系が現前しているとは,生きているということであり,生きているとは,攪乱・復元を運動しているということである。
    そこで,系は,攪乱担当のモジュールを要し,実際,内在するふうになっている。

    系としての学校数学──「数学の授業」が「何でもあり」になるところの学校数学──に対しては,「攪乱」担当のモジュールとして,つぎの3つを見る:
    1. 学界の "publish or perish"
    2. 文部行政の "新指導要領"
    3. <経済界・国が求める人材>実現のムーブメント
    これらの間には,相乗作用がある。